代表ごあいさつ
代表の佐久間がごあいさつ申し上げます。また、健陶では、協力会社を募集しております。
タイルにはいろいろな種類があることをご存じでしょうか? おそらく一般の方にはそういった認識はないかと思います。実はタイルはバラエティーに富んでおり、好きなものを自由に選べるものなのです。
タイルにいろいろな種類があることが認識されていない理由は、下請け会社があらかじめ元請け会社からタイルの色や形を指定されていることが多いためです。ほとんどの業者はグレーや茶といったカラーの四角いタイルを使うので、一般の方には「タイルは種類が少ない」「選べるものではない」といった間違った認識がなされているかもしれません。本当は原色やガラスモザイクなど、見た目もおしゃれなタイルもあるのですが、そういったものはコストが高いので業者が使いたがらないという事情があります。
これは、施主様が本当は自分の家に合った色や形のタイルを選べる可能性があるのに、元請け会社が選択肢の幅を狭くしてしまっているともいえます。つまり、タイルの決定に施主様が直接かかわらず元請けの工務店主導で進めていることが多いのが状況です。
しかし施工の依頼は、必ず工務店さんを通さなくてはいけないわけではありません。タイル工事ならばタイル屋さんだけで十分可能です。むしろ直接契約なので、工務店さん経由で頼むよりも安く、かつ自由に好みのタイルを選ぶことができます。
タイルをおしゃれなものにするだけでかなり雰囲気が変わります。浴室だけ、キッチンだけなど、少し変えるだけで心も晴れやかになり、人にもちょっと自慢したくなると思いませんか? 実際に当社の内装も、自分で全部施工いたしました。こちらのページに写真を掲載していますので、ご覧ください。
常に良いものを適正単価でお客様に提供し、何よりお客様に「タイル改修して良かった」と思っていただくことで、信頼関係が結べればと思っています。タイルに関しまして、興味や疑問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。また、その上で実際に弊社にお越しいただき、ぜひ実物をご覧になってください。お待ちしております。
協力会社募集
タイル業界には明確な工法などがなく、工賃を明示できないため、原則として補償をつけられません。また、タイル工事に関する専門資格も存在せず、技術力を担保してくれるものがないので、誰でも施工ができてしまいます。これらの2点が業界内部の継続的なデフレを引き起こしていると私は考えています。
このような業界の状況を改善するためには同業者が当事者意識を持って動く必要があるのではないでしょうか。たとえば、資格や工法を明確に制定することによって、それ自体に価値を見出し、タイル屋以外の業者などは施工が難しくなるようにしたり、ホームセンターなど他の業者が既製タイルを安価で販売してしまっている現状を、タイル屋を一度通さないと売れないようにしたり、タイル屋以外には何割か増して卸したり、ということをし、専門性を高めなくてはならないと思います。また、専門業者以外の間違った施工を容認したままでは、施工不良だけでなく、タイル業界のイメージダウンに繋がってしまいます。それは是正しなければなりません。
ゆくゆくは、タイル業界の中だけで販売・管理・工事が賄える姿が理想です。
メーカーと工事業者が団結して、業界の次の世代に財産としてしっかりとつないでいく必要があるのです。
健陶は、そのための団体を作りたいと考えていますので、私たちの想いに共感していただける方はお気軽にご連絡ください。ぜひ一度お会いして話しましょう!